J2アルビレックス新潟のMF島田譲(31)が18日、新潟市南区の鎌ケ谷巧業白根第2工場を訪問し、自ら発案・企画した「アルビジョブスク~ユズの恩返し~」を開催した。職場体験、学習イベントには小学5・6年生の親子15組30人が参加。工場見学や企業の取り組みについての話を聞いた。

イベントの中盤には島田が質疑応答形式の講話を行い、参加した児童に「自分の『好き・得意』をたくさん伸ばしてほしい。新潟には魅力的な仕事がたくさんあるので、ぜひ地元で活躍してね」と語り掛けた。小学6年の金子純正くん(12)は「サッカー以外の島田選手を見ることができたし、工場の迫力もすごかった。1つの夢だけでなく、たくさんの仕事に興味がわいてきた」と話した。

さらに終盤には参加者から「来季も新潟でプレーするの?」と鋭い質問。「たぶん…います!」と島田が笑顔で答えると、会場は拍手で包まれた。