Jリーグ次期チェアマンに内定した北海道コンサドーレ札幌野々村芳和会長(49)が31日、オンライン会見を行った。

13年にクラブの社長に就任。1月12日には会長に就任していた。現職は今後退任し、Jリーグ全体を統括する立場となる。「チェアマンという仕事をするきっかけをくれたのは北海道のみなさん、コンサドーレのおかげと思っている。より日本のサッカーがより良くなるようにやっていきたい」とあいさつした。

会見中には花束を持ったペトロビッチ監督(64)らからサプライズで祝福を受けた。

96年に誕生したクラブを経営面でも成績面でも成長させた。18年はJ1で4位、19年はルヴァン杯準優勝で悲願の日本一への距離は縮まっている。クラブへの愛着を感じさせつつ「今、上を目指そうというところまでこられている。もっと可能性はある」と信じ、サポーターへ「今後も寄り添ってもらえたらコンサドーレの未来は明るい」と期待していた。【保坂果那】