鹿島アントラーズがFW上田綺世(23)の2得点などでガンバ大阪に快勝し、6年ぶりに開幕白星を手にした。

前半20分、上田がMFピトゥカの縦パスに抜け出し豪快に右足を振り抜き先制。後半21分には、MF荒木のターンからの縦パスに反応し2点目を決めた。

プライベートではモデルの由布菜月との結婚を発表して迎えた新シーズンで、プロ初となる開幕戦の2発と最高のスタートを切った。

上田の一問一答は以下の通り。

-開幕勝利に

上田 僕が経験した中では、スタートダッシュがうまくいかないことを課題にしていた中で、今日はチームみんなで一丸となって戦えた。3-1で勝てたのは良かったと思います。

-監督がいない難しい中で、チームでどう気持ちを高めていったか

上田 (岩政)大樹さん中心に、選手たちがキャンプから1カ月半やってきて。僕らが意識したのは、逆境を楽しもうと言ってきた。大樹さんもそれを掲げてくれていて。(開幕で)5シーズン勝ってないのも、1つ楽しめる逆境。若いチームで、変化の時だからこそ、違いを今季、見せられたらいいという思いがそれぞれあったと思う。そのモチベーションがうまく試合に出たと思います。

-奪った瞬間、センターバックの間を狙っていた。どう狙っていたか

上田 スカウティングの中でも、3バックが開いたり、組み立てててくる。3バックの急所として、3バックの外側の背後は、相手は相当、嫌な部分だろうなと言うところをすり合わせて、チームとして狙いがあった。それをうまく生かせたゴールだった。

-開幕1勝の意味

上田 自分たちがキャンプからやってきたことが形になったと思いますし、それを自信に変えられるきっかけになった。この勢いを大切にしながらも、もう1度しっかり準備をして、次の試合に臨むことが大事。

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