ともに今季初勝利を狙った一戦は、ガンバ大阪に軍配が上がった。今季から就任した片野坂知宏監督(50)にとっても記念の初白星となった。

浦和レッズはMF岩尾が後半37分にこの日2枚目のイエローカードを受けて退場。2試合連続で退場者を出し10人となった直後の38分に、G大阪のMF福田湧矢に先制ゴールを許した。

前半のボールは支配率は浦和が69%、G大阪が31%とホームの浦和が圧倒。DFラインから落ち着いて攻撃を組み立てた。後半21分にもDF馬渡がゴール左手前か枠内にフリーキックを放つも、GK石川の好セーブに阻まれた。何度もチャンスをつくったが、ゴールが遠かった。

浦和はケガで調整が遅れているFWユンカーに加えて、この日は前線で好プレーを続けていたMF明本が出場停止。ピッチに立った選手は懸命に戦ったが、勝ち点を手にすることはできなかった。

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