清水エスパルスはアウェーサガン鳥栖戦に0-0で引き分けた。

3月19日のホーム神戸戦(0△0)以来、4戦ぶり今季2度目の無失点試合で勝ち点1を獲得。平岡宏章監督(52)は「選手たちは90分間、ゲームプランを実行してくれた」と、内容に一定の評価を下した。

前半22分。FW鈴木唯人(20)が右クロスに走り込み、1トラップから左足シュートを放った。後半6分には再び鈴木唯。相手GKのパスを奪い、右足で狙った。同35分にも、途中出場のFWチアゴ・サンタナ(29)がスルーパスに抜け出し、ドリブルから右足を振り抜いた。いずれも最後の精度を欠き、無得点に終わったが、決定機を演出。今季9試合で5失点と、堅守を誇る鳥栖ゴールを何度も脅かした。

ただ結果を見れば、3試合連続のドローで最近7戦勝ち無し(4分け3敗)。勝ち点3が遠い。次節は29日、ホームで広島と対する。この日、指揮官が「日々成長している」と口にした手応えを、次こそ結果につなげたい。

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