セレッソ大阪は4日、試合の舞台裏を紹介するクラブの公式YouTube番組「BACKSTAGE PASS」を更新した。

今回は1日の湘南ベルマーレ戦(ヨドコウ)で、後半終了間際にC大阪がPKで先制しながら、その直後のオウンゴール(OG)で1-1と痛恨の引き分けに終わっていた。

アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場という目標のため、4位C大阪としては下位相手に勝利が求められていた。

試合前の小菊昭雄監督(47)は、控室で選手に「(ACLは)素晴らしい大会、ほんまに。君たちも来年、その舞台で戦ってほしい。その大会を経験したら、一気に1人1人の成長もスピードアップする。そういう素晴らしい大会に、みんなと出たい」と、真剣な表情で訴えかけた。

結果は誰も予期できない試合終了間際の得点と失点。指揮官は「0-0で終わってもおかしくない試合展開の中で、よく点を取ったよね、素晴らしい。最後の(OGの)シーンはルヴァン杯優勝、ACL出場権のために、これは与えられた宿題やと思うし。今日一番うれしかったのは、先発で出た選手だけじゃなくて、途中で出た選手全員がほんまに素晴らしかった。明日からまた競争やな、全員で高め合って、OK?」と、あくまで収穫点を強調して選手の奮闘をたたえた。