今年30周年を迎えるJリーグの野々村芳和チェアマン(50)が、さらなる30年後への“青写真”を明かした。25日、都内で行われた「Jリーグ30周年オープニングイベント」に出席。子どもたちからの質問コーナーで「どうしたら川崎フロンターレにエムバペやメッシが来ますか?」と問われると「逆にエムバペを作ればいい。そういう選手を育てちゃう」。同席した元サッカー日本代表の内田篤人氏(34)も「今質問してくれた彼がなるかもしれないですからね」と期待。W杯を沸かせたフランス代表のような世界的スター選手育成への意気込みを示した。

またJリーグ30周年のコンセプトワード「よっしゃ いこ!」が発表。野々村チェアマンは「30年前のプレミアリーグは今ほど大きくはなかった。日本がアジアを中心に圧倒的な魅力的なリーグになっていることを期待しています」とさらなるリーグの成長を見据えた。7月に海外クラブとの親善試合を行うことも発表された。