札幌MF宮沢裕樹主将(33)が恩師の記念試合に気合を入れた。この日はミーティングとミニゲームで最終調整。ペトロビッチ監督が神戸戦でJ1歴代最多タイの通算524試合目を迎えるだけに「節目となるゲームでしっかり自分たちが監督のサッカーで勝てるように一丸となって頑張りたい」と意気込んだ。
「ミシャ(愛称)」を慕う。18年から指導を受ける。当時28歳。選手としての伸び悩みを感じ始めた時期だった。哲学に心酔し「出会ったことで選手として成長できた。よりうまくなったと思う」。意図を持ったプレーができるようになり、何より、サッカーの楽しさをあらためて教えられた。だからこそ「ピッチで監督のサッカーをして勝つことが一番の恩返しになる」。攻撃面で反省が残った広島との開幕戦のような戦いではなく、サポーターを魅了する90分で白星をつかみ取る。
○…DF馬場が初めての本拠地に感激した。今季、J2東京Vから加入した21歳は、前日練習で札幌ドームのピッチに初めて立った。「すごいデカいし、気候関係ない。全部規格外な感じ」と見渡し、ホームデビューへイメージを膨らませた。「勝利を届けるのが一番。戦ってる姿を見せられたら」とサポーターの前で躍動する。



