J1川崎フロンターレが底力を見せつけた。開幕2戦目にして前線、最終ラインに負傷者と出場停止者を抱え早くもスクランブル状態。0-1とリードされた後半38分にはDF山村が退場になった。00年以来の23年ぶり開幕2連敗がちらつく劣勢で、後半44分に途中出場の大卒1年目のFW山田が同点弾。アディショナルタイムはPKを獲得し、MF家長が1度、コロコロPKをストップされるも、VAR(ビデオ・アシスタントレフェリー)の判定で蹴り直しとなり、2度目は左上のネットを揺らした。

この日がJ1通算400試合出場の家長は、PKの場面について「止められたときは仕方ない、蹴り直しはついてるな、と思いました」と振り返った。2本目は相手GKの嫌がる場所に蹴り込み「あそこに蹴れるか蹴られないかは僕の技量だと思って蹴りました」と胸を張った。「開幕戦で負けていたので連敗するのはありえない。勝てて良かった」と満身創痍(そうい)のチーム状況での勝ち点3の価値を感じていた。

▼記録メモ 川崎FのMF家長昭博(36)が25日の鹿島戦でJ1通算400試合出場を達成。史上30人目。J1初出場はG大阪時代の04年6月26日の新潟戦で記録している。節目の試合で1-1の後半ロスタイムにPKで勝ち越し点。J1通算のPK得点は16点目で歴代9位タイに浮上した。