北海道コンサドーレ札幌がアウェーでアビスパ福岡に1-2で逆転負けを喫し、4試合ぶり勝利を逃した。前半31分、MFスパチョーク(25)が先制ゴールを決めた。タイ代表が来日2年目で初の2戦連発で白星を目指したが、1-0の後半18分。MF金子拓郎(25)が今季4度目のPKで初の失敗。流れが変わり、直後の同21分、24分に連続ゴールを許し、試合をひっくり返された。
ペトロビッチ監督(65)は「PKの場面で、もし我々が2点目を取れていれば試合は我々のものになっていただろう。PKを外したことで何かしら選手たちに心理的動揺があったのかわからないが、その後相手に短い時間で逆転まで持っていかれた」と話した。
2試合ぶり先発復帰のDF中村が相手をかわして敵陣深くまで突破。ゴール前にパスを送り、相手にわずかに当たると詰め寄ったスパチョークが左足で押し込んだ。1-1で引き分けた前節1日神戸戦では元スペイン代表MFイニエスタの退団前ラストマッチで得点を決め、母国タイでも反響があった。それでもドローに「悔しかった」。3試合連続の先発起用に応え、指揮官からは「チャンスをつかんでいいプレーを続けてくれている」と評価されるも、欲しかった勝利には届かなかった。
4月23日のホーム戦で2-2で引き分けた相手に雪辱はならなかった。ペトロビッチ監督は「チャンスをなかなか決めきれないなか敗戦したが、負けるに値しない試合ができた。もったいない試合」と前を向く。公式戦勝利は6月7日天皇杯2回戦相模原戦(3-0)以来1カ月遠のく。中3日の12日同杯3回戦ヴェルスパ大分戦で勢いを取り戻したい。



