寒さも苦にしない。WEリーグ、アルビレックス新潟レディースは新潟・聖籠町で調整を進める。MF滝川結女(24)は気温5度を下回るピッチでハツラツとしたプレーを見せる。2日にはリーグ後半戦の日程が発表され、リーグ再開戦(第8節)は3月3日のアウェー、サンフレッチェ広島レジーナ戦に決まった。3月は7試合が組まれる強行日程となったが、チームの“元気印”滝川が新潟を熱くする。リーグ再開に向け、チームは7日から沖縄・南城で1次キャンプをスタートさせる。
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聖籠町の午前中の最高気温は5度。日本海からの強い風が吹き、時折、みぞれも打ちつけるピッチに滝川の元気な声が響き渡った。練習後、取材に応じると「あー、あったかいすよね。まだ、全然いけます」。新潟在籍4シーズン目で8月生まれの“夏女”は、新潟の寒さをものともしなかった。
2日に冬季中断明け、第8節からのリーグ後半戦の日程が発表された。新潟の再開戦は3月3日のアウェー広島戦で、3月だけで7試合が組まれる超ハードスケジュールとなった。滝川は「自分たちのやりたいサッカーが、どうしても運動量も必要になってくるし、試合を重ねるごとに難しい試合は増えてくる」と話す。一方で、多くの試合が出来ることにワクワク感を抱く。「(3月で)どれだけ勝ち点を積み上げられるかが、最後の結果に関わってくる。総力戦ですね!」。
リーグ再開に向け、チームは7日から沖縄・南城市(南城市陸上競技場)に場所を移し、1次キャンプに突入する。滝川の沖縄入りは人生で初と言う。「楽しみですよね」と初の南国を心待ちにしつつ、「新加入の選手とも交流を深めたいとも思いますし、サッカーを毎日考えられるのでチームとしても成長できる期間になれば」とレベルアップを目指す。沖縄には選手同士の理解を深めるために「極秘アイテム」を持参すると言う。チームの“元気印”はムードメーカー役も買って出た。【大島享也】
○…リーグ後半戦の日程発表を受け、橋川和晃監督(52)は「ここを乗り切って、勢いをつけるしかない」と腹をくくった。3月は三菱重工浦和レッズレディースがAFC女子クラブ選手権決勝出場のため、三菱重工浦和との第20節が3月に繰り上がるなど3月だけで前半戦と同じ試合数の7試合が組まれた。「厳しい日程であることは間違いないけれど、タイトルを狙うつもりで7試合を戦った先に、次の8試合が残っているので、3月で勝負をかけるって形ですね」と話した。



