横浜の木村和司監督(52)が2日、主将で元日本代表MF中村俊輔(32)の開幕戦帯同を直前まで検討する意向を示した。5日に名古屋と敵地で開幕戦が控える。先月22日に左太もも裏の肉離れを起こした中村は、この日も別メニュー調整だったが、同監督は「明後日(4日)までみて、名古屋に連れて行くかどうか決めたい。途中で出てすぐダメになったらまずいし、使うとしたら先発だけどな」。ケガの全治は3~4週間と診断されていたが、回復具合が順調なこともあり、開幕戦のメンバー入りに含みをもたせた。練習では痛めた左足も使ってボールを蹴った中村は、「元気な時は大丈夫。疲労がたまった時にブチッとやったら意味ないでしょ」と発言。開幕戦について聞かれると「頭(スタメン)はないでしょ」と話した。