日本は初戦で強豪ドイツと対戦する。日本時間午後10時キックオフ。森保ジャパンは日本代表史上初の8強入りを目指しており、1次リーグ突破のために、初戦は絶対に落とせない。

日本の入ったE組はW杯優勝経験のある2強がいる日本にとって「死の組」。もう1カ国はコスタリカで、こちらも侮れない。

日本はドイツ戦後、27日にコスタリカと第2戦、そして12月1日にスペインと第3戦を戦う。

そのスペイン戦に向け、スペインの大手メディアが、日本代表DF冨安健洋(アーセナル)の初戦に集中しすぎる? 動画を公開し、一部で話題を呼んでいる。

現地カタールに取材に行っている同国の大手紙アスが公式サイト内で、冨安を取材エリアで直撃した際の動画を22日に公開。冨安が、スペインの招集メンバーについてまだチェックしていないことがスペイン国内から、世界中に伝えられることになった。

動画は「スペインの気になる選手が、カタールには来ていないと伝えられた時の冨安の反応」との見出し。やりとりで、あぜんとする日本のDFの反応が、動画でアップされている。

「トミヤスは、ミックスゾーン(取材エリア)でスペインの気になる選手を明かした。しかし、その選手は招集されていないと聞かされると、あぜんとした表情を浮かべた」と説明をつけている。

動画によると、質問を受けた冨安は「チアゴ、チアゴ、チアゴ? (小声で隣にチアゴはスペインっすよね? と確認した末に) チアゴ!」と答えた。すると、招集されていないとのカウンターを食らった。

さすがはプレミアでもまれるDF。戸惑いつつも何とか反応。「来ていないの?」と英語で驚き、「ごめんなさい、知らなかった。正直言ってスペインの試合をまだ見ていない」と、丁寧に説明している。

ドイツに集中し過ぎていること、さらに、アーセナルで活躍する冨安だから直撃を受けたこと、加えて、アーセナルで常勝を義務付けられプレーしているからこそ、リバプールの中盤のチアゴがパッと浮かんだ、のかもしれない。

これは冨安のミスというより、いかに冨安が日常的にハイレベルな世界的クラブでプレーしているかを示すエピソードともいえそうだ。

いきなり虚をつかれた形となったが、堂々と英語で返答。しっかり対応して、正直に答えている。誠実な人柄まで伝わるシーンだった。

あとは、これでスペインが「何も知らないんだな」と油断してくれれば、日本にとっては最高なのだが…。

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