初の決勝トーナメントを狙うイランだが、アメリカに惜敗し敗退となった。

前半に先制を許し、後半からはMFゴッドス(29=ブレントフォード)を投入。そのゴッドスは同20分、流れてきた低いクロスを右足で合わせるも、わずかにゴール上部に外れた。

勝利、もしくは他会場の結果によって引き分けでも決勝トーナメントの可能性を残していた同国。後半は再三ゴールに迫ったが、ネットは遠かった。

今大会は第1戦でイングランドに大敗も、第2戦のウェールズ戦では後半ロスタイムに2点を入れ、勝利。勢いに乗って臨んだ一戦だったが、平均年齢25・2歳の相手の若い力に、わずかに押し負けた。

1978年の初出場から、今大会が3大会連続6度目の出場。過去はいずれもグループステージでの敗退を喫していた。

アラビア海をはさんだ近隣国、カタールで悲願の決勝トーナメント進出を狙ったが、あと1歩届かなかった。