【ドーハ(カタール)1日】FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、日本代表(FIFAランク24位)がスペイン代表(同7位)に2-1で逆転勝ち。E組1位で決勝トーナメント進出を果たした。

逆転弾を決めてプレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたMF田中碧(デュッセルドルフ)が試合後に記者会見に出席した。主な一問一答は以下のとおり。

-試合を振り返って

前半はそんなに奪いにいけなかったし、いかなかった。90分を通してサッカーを考えたときに、まずは0-0で前半を終えることを意識していた。失点はしてしまったが。ボール支配率に関しては、楽ではないし、握りたいが、思っていたより早く逆転したことで受け身になった。

-スペインは東京五輪も含め追いかけてきた存在

強いなという印象は変わらない、五輪の借りは少しは返せたとは思うが、これからずっと勝てるわけじゃない。まだまだ差があるのはもちろんだが、あのときの負けがちょっとは悔しさを晴らすことができたと思う。彼らに追いつくためにもっとやらないといけないと思う。

-辛抱強く守った

我慢強く戦うのは僕たちにとって大事なところ。ハードワークもそうだし、ひとつになって戦うのはどの国よりも熱いものがある。それが強さ。後半のような展開になれば、自分たちの土俵で戦える。

-得点シーンにつながるMF三笘からのパス。ゴールラインを割ったように見えたか

僕の角度からみたときは、ボール半個分は明らかに出ていた。それ以上はわからなかった。(ボールが)来たときは詰めることしか考えていなかった。(ラインを)出ている可能性はあるかなと感じていたので、(VARで仮に)ゴールにならなくても落胆はなかった。