日本代表DF酒井宏樹(32=浦和)がケガから復活した。

ワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦に向けて、全体練習終了後に取材に対応。23日ドイツ戦で左太もも裏を痛め別メニュー調整を続けてきたが、前日3日に10日ぶりに全体練習に合流した。

「自分としては試合に出られるくらい回復した。ここまで早く戻ってこられると思わなかったので、治すのに力を注いでくれた方に感謝したい」。11月27日のコスタリカ戦、1日のスペイン戦は出場機会がなかったが、W杯の戦いが続いている間に戻ってくることができた。

1次リーグ突破を決めてくれたチームメートには感謝の気持ちでいっぱい。特にスペイン戦は「感動的でしたし、奇跡的だなと思った」と勝利の瞬間を見つめていた。

クロアチア戦に向けては、これまで以上にチーム一丸を強調。

「ピッチ内の情報とピッチ外の情報を26人みんなで共有して、途中から入る選手も中に伝える作業がすごく大事になってくる。スタメンで出る選手、途中から出る選手、出ない選手みんな必要。難しい試合になることは想定されますが、ただ勝つのは日本だと信じています」。

ピッチでも、ベンチも、やるべきことは変わらない。