イングランドがセネガルを破り、8強入りした。

前回得点王のFWケーンが今大会初ゴールをマーク。MFフォーデンが左サイドから崩しての全3得点に絡んだ。準々決勝ではフランスと対戦する。この試合をデータ分析会社「Opta」によるデータで振り返る。

◆【イングランド】通算10度目 イングランドはW杯通算10度目のベスト8進出。以下歴代5人の監督が、それぞれ2回ずつ同ステージに導いている。ウォルター・ウィンターボトム(1954、1962)、アルフ・ラムゼイ(1966、1977)、ボビー・ロブソン(1986、1990)、スヴェン=ゴラン・エリクソン(2002、2006)とガレス・サウスゲート(2018、今大会)。

◆【セネガル】通算2度目 セネガルがW杯で1試合3失点を喫したのは、02年日韓大会グループステージのウルグアイ戦以来、通算2度目。同国にとってはメジャー大会(W杯、アフリカ・ネーションズカップ)で、最も多くの点差をつけられた試合となった。

◆【イングランド】最多タイ イングランドは今大会ここまで4試合で12得点。メジャー大会(ユーロ、W杯)の同一大会総得点数で、18年W杯ロシア大会と並ぶ最多となった。

◆【イングランド】8人目の得点者 イングランドのMFヘンダーンとFWケーンは今大会のイングランド代表で7、8人目の得点者(オウンゴール除く)。同代表のメジャー同一大会での得点者数で歴代最多(8人)となった。

◆【イングランド】リネカー超え イングランドのFWケーンは、この試合でメジャー大会通算11ゴール目(W杯7、ユーロ4)をマーク。リネカーの同2大会の通算10得点を超え、イングランド代表歴代最多となった。

◆【イングランド】上から2番目 イングランドMFヘンダーソンのこの日の得点は32歳170日でマーク。W杯でのイングランド代表の得点では、1958年大会のソ連戦で決めたトム・フィンリー(36歳64日)に次ぎ、2番目に年齢の高い得点者となった。

◆【イングランド】初の10代選手 Optaが詳細データ収集可能な1966年大会以降、イングランドMFベリンガムはW杯決勝トーナメントで2アシストを記録した初の10代選手となった(19歳158日)。

◆【イングランド】ベッカム以来 イングランドMFフォーデンはこの試合で、W杯のイングランド代表では、02年日韓大会ベスト16のデンマーク戦でベッカムが記録して以来の決勝トーナメントでの2アシストをマーク。