史上初の8強入りを狙うモロッコは、クロアチアとベルギーを抑え、F組1位で36年ぶりに決勝トーナメント進出を決めた。スペイン(E組2位)とは、前回W杯ロシア大会の1次リーグで対戦。ボール保持率は30%程度にとどまったが、効果的に攻めて2ゴールを奪い、2-2で引き分けた。
今大会は1次リーグで4得点1失点と攻守に安定し、レグラギ監督の下、チームは団結。特にFWジエシュ、DFハキミの右サイドからの攻撃が機能性の高さを示し、左サイドのFWブファルの個人技も光る。
それでも主導権はスペインが握るはず。前回のW杯での対戦同様、パスを回して敵陣に攻め込むことになりそう。1次リーグ最終戦の日本戦では決め手を欠いて敗れたが、その反省を生かして90分で勝ちきりたい。
今大会はここまでに、準々決勝でオランダ-アルゼンチン、イングランド-フランス、クロアチア-ブラジルが対戦することが決まった。番狂わせ続出の1次リーグとは違い、実力上位チームが順当に決勝トーナメント1回戦を勝ち上がった。10年大会王者のスペインも続くことができるか。


