日本協会の田嶋幸三会長(65)が5日のクロアチア戦直後、改めて森保一監督の手腕を高く評価し、次期監督人選の中心であることを明言した。「しっかり(技術)委員会で議論した上で候補を出してもらわないといけない。多くの人がしっかり議論してふさわしい人を考えてほしいと思いますし、最終的に私のところに来るんだとは思いますが、それを待ちたい」とした上で、また森保監督の名前を出した。

田嶋会長 森保監督は非常にいい仕事をしてくれたし、代表の監督って毎日練習するわけじゃありませんから。そういう意味では2回、3回でどうやってチームを上げていくかという、非常に難しい仕事。委員会でまずはしっかり議論してもらいたい。

日本協会は近日中にも技術委員会を開き、次期監督の人選を協議し、田嶋会長に報告する。その報告書を元に、同会長は複数人の諮問委員を指名し、さらに協議をした上で、森保監督に続投要請する運びとなる。早ければ今月中、遅くても来年1月には2年+オプション2年で計4年の契約条件を提示し、交渉に入る。