FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で、目標のベスト8にあと1歩及ばなかった日本代表が7日、成田空港に帰国し、森保一監督(54)と吉田麻也主将(34=シャルケ)が会見に臨んだ。

森保監督は冒頭で、応援してくれた国民に感謝を口にし「今回、26人のメンバーで19人がW杯は初めてだった。ベテランがチームを支え、若手が躍動した。経験のない選手も、日ごろしっかりやっていればできるんだということを、勇気を持って自信を持ってプレーしてくれたことが、日本の若者により伝わっていくとうれしい」と述べた。

吉田主将は「試合後に泣きすぎて、体調を崩してすこぶる体調が悪い」と苦笑し「一度ここからアジアのタイトルを取り返して、アジアの頂点に立って、その後はパリ五輪、最終予選、W杯へと続いていく。多くの子どもたちにまた、Jリーグを盛り上げて日本のサッカーが少しでも成長していけば、自分、その一端を担えたらうれしい」と語った。