W杯カタール大会で16強入りした日本代表の森保一監督や主将のDF吉田麻也(34=シャルケ)ら一部選手が7日、成田空港着の航空機で帰国。森保監督や吉田主将、田嶋会長らが会見に臨んだ。

決勝トーナメント1回戦のクロアチア戦でPK戦の末に敗れたが、その戦い方について質問が及ぶと、吉田主将が語気を強める場面もあった。

クロアチアとは延長戦を含む120分を戦っても決着がつかなかった。PK戦が決まると、森保監督は立候補制でキッカーを募った。5秒間ほど沈黙が流れた後、南野らが1番手に名乗り出た。

PKの戦い方について、質問されると、森保監督は「最終決断は監督です。ただ選手に責任を負わせてしまった。たら、ればになりますが、別のやり方があったのかもしれない」、吉田主将は「戦い方についていろいろ言われていますが、東京五輪(準々決勝)のニュージーランドでは同じやり方で勝っているんですよ。そのときは何も言われなくて、負けたら言われるのはどうかと思う。選手側としてはやり方に間違いがあったとは思いません」と話した。