フランス・デシャン監督が早い段階で動いた。

前半23、36分に失点すると、同41分に「ジルーとデンベレは頑張ってくれたが100%ではなかった」と前回の優勝メンバー2人を下げ、コロムアニとチュラムを投入。後半26分には今大会MVPの声すらあったグリーズマンを交代させ、コマンを途中出場させた。

投入したコロムアニはPKを獲得し、チーム2点目はコマンがメッシからボールを奪って起点となり、チュラムのアシストから生まれた。指揮官の采配が的中した。

それでも最後はPK負け。監督として84年ぶり2人目となる連覇を逃した。デシャン監督は「あと1歩まで迫ったが、何かが足りなかった」と静かな口調で敗因を探った。契約は今年12月31日まで。後任はジダン氏などの可能性もうわさされるが、就任10年を超えた名将は「年明けに連盟会長と話し合う。優勝しても同じ答えだった」と明言は避けた。