アイントラハト・フランクフルトのMF鎌田大地(24)が王者バイエルン・ミュンヘンを相手に1得点1アシストと活躍し、2-1の勝利に大きく貢献した。
前半12分に右足で今季3点目となる先制ゴールを挙げると、同31分には追加点をアシストした。
鎌田は試合後、自身のツイッターに「可能性は無限大」と記した。
ブンデスリーガ最多30度、ドイツ杯最多20度、欧州チャンピオンズリーグ(CL)でも6度の優勝を誇るクラブから日本人選手が公式戦でゴールを挙げたのは11試合11点目。過去10試合のチームの戦績は1勝1分け8敗と大きく負け越しており、そのゴールがチームの勝利に結びつくケースは少なかった。
チームが勝ったのは12年5月のドイツ杯決勝で1得点1アシストを記録したMF香川真司(ドルトムント=5-2)以来で、リーグ戦では今回の鎌田が初めてとなった。
ちなみに、香川はその1カ月後にイングランド・プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定。ステップアップを果たしている。
Bミュンヘンからゴールを決めた日本人選手は以下の通り。
03年 高原直泰(ハンブルガーSV)1△1 リーグ
11年 岡崎慎司(シュツットガルト)1●2 リーグ
11年 細貝 萌(アウクスブルク)1●2 リーグ
12年 香川真司(ドルトムント)5○2 ドイツ杯
13年 本田圭佑(CSKAモスクワ)1●3 CL
15年 清武弘嗣(ハノーバー)1●3 リーグ
18年 大迫勇也(ブレーメン)1●2 リーグ
19年 大迫勇也(ブレーメン)2●3 ドイツ杯
20年 堂安 律(ビーレフェルト)1●4 リーグ
20年 奥川雅也(ザルツブルク)2●6 CL
21年 鎌田大地(Eフランクフルト)2○1 リーグ