レッドブル・ザルツブルク戦に先発出場したレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)に対し、クラブの地元紙が高評価した。

Rソシエダードは3日、欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグ第2節でレッドブル・ザルツブルクに2-0で快勝した。久保は公式戦2試合連続でスタメン入りし、いつも通り4-3-3の右ウイングでプレーした。立ち上がりから相手に厳しいマークに苦しみながらも、前半27分に長い距離のドリブルシュートで2点目を決めたブライス・メンデスに自陣でパスを送り、勝負を決める追加点に貢献した。

クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアはこの日の久保のパフォーマンスについて、「ホームサポーターが唖然とし、最悪の事態を覚悟し始めたトレードマークとも言えるプレーで試合をスタート。走り出すブライス・メンデスをサポートした2点目のプレーはとても良かった。しかしそれその後、相手にダメージを与えるのに苦労した」と評し、8点(最高10点)をつけた。

チームトップはスベルディア、スビメンディ、ミケル・メリーノ、ブライス・メンデス、オヤルサバルの5人で9点。トラオレ、パチェコ、アイエン・ムニョス、バレネチェアの4人が久保と同じ8点だった。

Rソシエダードはこの勝利で欧州CL成績を1勝1分けの勝ち点4とし、イテル・ミラノと並ぶも首位に立った。この後、8日にスペインリーグ第9節でアトレチコ・マドリードとアウェーで対戦し、今季2回目の国際Aマッチ期間を迎える。(高橋智行通信員)