今季最初のマンチェスター・ダービーが開催され、王者マンチェスター・シティーがノルウェー代表FWハーランドの2ゴール1アシストの活躍などで、マンチェスター・ユナイテッドに3-0と快勝した。

ESPN電子版によると、ハーランドは前半26分にPKで先制点を決めた際、敵地のファンから「キアーノ」「ハーランド、お父さんは元気か」とヤジを飛ばされたという。

ハーランドの父アルフィー・ハーランド氏はかつてマンCでプレーした元プロサッカー選手で、2001年4月にオールド・トラッフォードで行われたダービー戦で、マンUのロイ・キーン主将に危険なタックルを受け、右膝を痛めた。

このプレーについてキーン氏は後に自伝の中で、その4年前にアルフィー氏と対戦した際に十字靱帯(じんたい)を損傷したことへの報復として、故意にアルフィー氏を傷つけようとしたことを認めている。

「キアーノ」はキーン氏の愛称で、マンUファンは、この日の試合でハーランドがPKを蹴ろうとした際、父親をばかにするヤジを飛ばして動揺を誘おうとしたもようだ。

しかしハーランドは実はあまりキーン氏と父親の因縁について分かっていないもようで、動揺するどころか、2ゴール1アシストと躍動。試合後、BBCの取材に対し「みんな、僕に向かって“キアーノ”って歌っていたよ。なぜかは分からないけど、まあ、そういうことなんだ。いいセレブレーションだったし、いい試合だった」と振り返った。

マンチェスターCのグアルディオラ監督も、ユナイテッド・ファンのチャントによってハーランドのモチベーションが上がったとは考えていないもようだ。

同監督は「アーリング(ハーランド)は、オールド・トラッフォードで自信に満ちたチーム相手にゴールを決めることが自分のモチベーションだと分かっていると思う。彼はゴールを決めるのが大好きなんだ」と話した。