フェイエノールトの日本代表FW上田綺世(27)がアウェーのNACブレダ戦で2ゴールを決め、今季リーグ戦20得点に到達した。後半41分までプレーし、DF渡辺剛(29)はフル出場。試合は3-3で引き分けた。
上田が前半19分に2026年の初ゴールをマークした。右CKをファーサイドでダイビングヘッド。4ゴールを挙げた昨年12月6日のズウォレ戦以来、約3カ月ぶりのゴールに両手を合わせ、喜びをかみしめた。2-3の後半7分にも左からのクロスを頭で合わせ、今季得点ランキング首位独走の20ゴール目。出場24試合で大台に到達した。
この同点ゴールにロビン・ファンペルシー監督もガッツポーズ。オランダ代表のエースFWとして活躍した同指揮官はゴールから遠ざかっていた上田について「私自身もマンチェスター・ユナイテッドで優勝したシーズンに10試合、ゴールを決められなかったことがあった。今は誰も話題にしないが、それでも私はスタメンで起用された。そういうことがどう影響するか分かっている。アヤセに自信を与えることも知っている」と話していた。
ただ、フェイエノールトは降格圏に沈むNACブレダとドロー。オランダの公共放送局NOSによると、サポーターから「ロビン、出て行け」「ロビン、ゴミは持ち帰れ」と監督解任を求める声があがったという。
これに指揮官は「パンチを食らっても大丈夫」とし「長年かけて感情の起伏をコントロールできるようになった。勝てなければ(サポーターの)感情が爆発し、さまざまな意見が飛び出す。私はそれが好きではないが、サポーターの権利だ」と語った。
日本代表のエースは復活の2ゴールを挙げたものの、チームは勝ちきれず、2位の勝ち点49。首位PSVアイントホーフェンとは19差となり、3位NECナイメヘンに3差と迫られた。

