FW前田大然(28)とMF旗手怜央(28)が先発したセルティックは、アウェーで宿敵レンジャーズと対戦し、0-0からのPK戦を4-2で制して準決勝に進出した。前田は後半途中に交代し、旗手はフル出場。試合後、興奮した両チームのファンがピッチになだれ込み、大混乱となった。
ともにグラスゴーを本拠地とする伝統のダービー「オールドファーム」。英BBCの統計によると、セルティックのシュート数は1本にとどまり、レンジャーズは24本を数えたが、スコア0-0のままPK戦に突入した。
旗手は3人目のキッカーとして成功し、レンジャーズは2人が失敗。セルティックは4人目のFWチュバンチャラが落ち着いて決めて準決勝進出を決めると、セルティックファンは大喜び。ピッチになだれ込み、選手と自撮りをするサポーターもいた。
その後、そうした行為に対して怒った100人以上のレンジャーズファンがピッチに乱入。警備員の制止を振り切って、発炎筒をセルティックファンに向けて投げるなど大混乱となり、警察と警備員がバリケードで衝突を防ごうとした。
レンジャーズのロール監督は「サッカーでこんなことは誰も見たくない」と悲しみ、セルティックのオニール監督も「残念」。スコットランド・サッカー協会は調査を開始し、「ピッチに入ったサポーターの行為を非難する」と声明を発表した。
この試合の入場者数は5万1215人。レンジャーズとセルティックは長年、ライバル関係にあり、オニール監督は「オールドファームはいつもそうだった。このダービーが世界最高の試合の1つである理由かもしれない」と話したが、英BBCは「醜い光景の中で試合は幕を閉じた」と伝えた。

