[ 2014年2月21日15時47分 ]女子フリーで演技する鈴木明子(撮影・PNP)<ソチ五輪:フィギュアスケート>◇20日◇女子フリー

 鈴木明子(28=邦和スポーツランド)は、ジャンプで1度の転倒があったものの、125・35点をマークし、合計186・32点とした。

 鈴木のインタビューは以下の通り。

 -今日はどうだったか

 鈴木

 今できる精いっぱいはできたので、ホッとしています。

 -リンク中央へ向かうときは、どんな感じだった

 鈴木

 ずっと足の痛みはあったんでけど、リンクに立ったときには何も感じなくて、病気で滑れなかった時もあったので、それを思ったらそれだけで幸せだなと思って今日は立った。あまり不安とか緊張よりも、なんか大げさですけれども生きてるなと思いました。

 -今回ソチの演技で、トリノのとき、何か力をもらったと話していたが、今回ソチで感じた人もいると思うが

 鈴木

 正直に言って、ここまでの年齢で続けられると思いませんでした。やはり今すごくワクワクして、みんな出てきていると思うんですけど、そこで今ダメだからと諦めるのではなく、遅咲きでもがんばれるというところが、少しでも未来のスケーターたちや他の方に伝わって、何歳からでもやろうと思ったときにできる気持ちがあればいいなと思います。

 -最後と決めたシーズンで全日本の優勝やソチも、いろいろあった

 鈴木

 とても良い経験になったし、これがさらに今後の人生に活きると思います。