陸上の世界選手権は22日に北京で開幕し、午前7時35分(日本時間同8時35分)にスタートする男子マラソンにはともに34歳の藤原正和(ホンダ)と前田和浩(九電工)が出場する。

 8位入賞して日本勢トップになれば来年のリオデジャネイロ五輪代表に決まる。21日は、2人とも宿舎周辺をジョギングするなどして調整した。

 第1日は男子100メートル予選が午後7時20分(8時20分)に始まり、高瀬慧(富士通)やウサイン・ボルト(ジャマイカ)らが登場。8時50分(9時50分)開始の同1万メートル決勝には鎧坂哲哉、村山謙太の旭化成勢と設楽悠太(ホンダ)が挑む。

 男子20キロ競歩は23日に行われ、世界記録保持者の鈴木雄介(富士通)が金メダルを狙う。同200メートルは25日に予選が始まり、高瀬と藤光謙司(ゼンリン)、16歳のサニブラウン・ハキーム(東京・城西高)が挑む。女子マラソンは最終日の30日に行われる。

 大会には約207カ国・地域から2000人近い選手が参加する見込み。