青学大は9区(23・1キロ=戸塚中継所〜鶴見中継所)の近藤修一郎(4年=九州学院)も安定した走りを続けた。

 近藤は1時間11分50秒で10区アンカーの橋間貴弥(3年=山形南)に首位でたすきをつないだ。近藤は走り終えると苦笑いしながら「全然ダメでした」と振り返った。

 2位の東洋大は小早川健(4年=武蔵越生)は酒井監督から「みんなお前の走りを見ているんだ」と励まされながらの激走。東洋大唯一の4年生で最後の箱根を懸命に走った。記録は1時間10分58秒。首位青学大との差は5分22秒。

 3位には首位青学大と10分19秒差で東海大、4位には早大、5位には法大が続いた。