上武大は往路、復路とも20位で、2年ぶりの最下位(オープン参加の関東学生連合を除く)に沈んだ。

 6区から3人連続の区間20位と振るわず、7区から8区への中継点で繰り上げスタートとなり、たすきも途切れた。9区で区間19位に終わった松下恭一郎(3年)は「最低限の力しか出せなかった。来年は往路区間で走りたい。それくらいの気持ちでやらないと、復路でも使ってもらえない」と巻き返しを誓った。

 そして、松村脩平主将(4年)にとっては最後の箱根。2、3年と当日のメンバー変更で走ることはできず、今年は10月に下半身のケガによりメンバーからも漏れ、サポートに回った。「正直、悔しい。でも4年生は1人だけで、下級生だけのチームで戦いました。来年はこの経験を生かしてくれれば、初のシードも絶対に取れる」と後輩たちに夢を託した。