今大会には一般ランナーを含めて約5000人が参加した。

レース後に日本陸連の尾県貢専務理事は会見に取材に応じ、「五輪パラリンピック開催について国民の理解がなかなか得られない中で、大きな一歩になった」と評価した。

スタート時に“密”となることを避け、さらにマスク着用を呼びかけるなど、尾県専務理事は「考えられるすべてをやった」と振り返る。その効果が実証されるか、今後2週間程度は「緊張状態が続く」としたうえで、「クラスターが出ていないことが明らかになったとき、五輪パラリンピック開催に大きく近づく」と力を込めた。