福岡国際マラソン選手権大会事務局は11日、19年12月に行われた第73回大会で、エルマハジューブ・ダザ(モロッコ)の優勝を取り消すと発表した。これによって2位以下の順位が繰り上がり、2位だった藤本拓選手(トヨタ自動車)が優勝者となった。

世界陸連の独立監視部門「インテグリティー・ユニット」が、ダザにドーピング違反があったとして科した、4年間の資格停止、19年5月4日以降の競技成績抹消の処分が確定したことを受けて決定した。