札幌山の手が2時間8分49秒で3年連続12度目の優勝。男女の各優勝校が全国大会(12月26日、京都)の出場権をつかみ、札幌山の手が13度目の都大路に挑む。

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男子は札幌山の手が、3度目の大会3連覇で全国切符をつかんだ。2区までは2位だったが、ケニア人留学生のエース、パトリック・キンヤンジュイ(3年)が3区序盤でトップに立ち、22分55秒で3年連続の3区区間賞で優勝に大きく貢献。「練習はうそじゃない」と胸を張った。

3年生が意地を見せ、4区竹本憲伸主将(3年)は約25秒差まで後続に詰められる場面もあったが、粘って首位を死守。「安心した。うれしいのひと言」。梶山一樹監督(50)に「さすがキャプテン」と頭をなでられながらうれし涙を流した。