フルマラソン登録男子は児玉雄介(35=サーチファーム・ジャパン)が、2時間21分37秒で3年ぶり3度目の優勝を飾った。
自身が持つ18年大会の大会新記録に1秒及ばず「もうちょっと頑張れば、大会新もいけたのに…。悔しさもあるが、最低限優勝できたので良かった」と振り返った。
23キロ地点からペースを上げて独走状態に。徐々に2位の山田泰生(ひろき、29=まるお製作所RC)に追い上げられたが、最後は20秒差で逃げ切った。「1人の時間が長かった。30キロぐらいまでは集団でいきたかった。来年こそは新記録を更新したい」とリベンジを誓った。
同女子は好士(こうし)理恵子(42=えもと塾)が2時間51分46秒で初優勝。得意の上り坂で勝負を決め「富士山のきれいな空気を吸いながら優勝できてうれしい」と笑みを浮かべた。
同大会はコロナ禍の影響で2年ぶりに開催された。フルマラソンには、国内在住者約4500人が出場した。
以下、男女上位6人の公式記録
▼男子
(1)児玉雄介(35=サーチファーム・ジャパン)2時間21分37秒
(2)山田泰生(29=まるお製作所RC)同21分57秒
(3)田中真人(39)同26分47秒
(4)日野原智也(23)同27分06秒
(5)宮部広季(27=東京陸協)同31分14秒
(6)山口晟司(24=アップルスポーツカレッジ)同31分36秒
▼女子
(1)好士理恵子(42=えもと塾)2時間51分46秒
(2)谷舞子(36=尼崎NR)同52分52秒
(3)上原千貴(カヅキ、47)同56分50秒
(4)北谷友梨佳(24=愛知県庁)同56分54秒
(5)川崎由理奈(35)同58分20秒
(6)二宮美幸(34=Goup!)3時間2分46秒