陸上の新谷仁美(33=積水化学)が13年ぶりにフルマラソンに出場する。所属先から21日、3月6日に行われる東京マラソンに挑戦することが発表された。

新谷は、18年に現役復帰。20年1月にハーフマラソンで1時間6分38秒、同12月に1万メートルで30分20秒44の日本記録をマークした。昨夏の東京五輪は1万メートルに出場して21位だった。

マラソンの自己記録は09年に出した2時間30分58秒。昨年11月の全日本実業団女子対応駅伝(クイーンズ駅伝)では、5区(10キロ)で区間新の力走をみせて、創部25年目での初優勝に貢献した。新谷は「積水化学の強さを全国に見せられた」と喜んでいた。来月26日には34歳を迎える新谷が、新たな挑戦をする。