日本陸連は23日、オンライン形式の会見を行い、2月末に発表した同連盟の中長期計画「JAAF REFORM」について説明した。指導者やアスリートの人材育成、国際競技力の向上、ファン拡大などに重点を置いた指針を示した。

会見に登壇した石井朗生事務局次長は「ウェルネス陸上」のワードを繰り返し、陸上の裾野を広げる意義を強調した。「競技力の強化を軽視するわけじゃないが『ウェルネス陸上』という、より普及の面にも取り組んでいく。アスリートの自主性を尊重して、成長過程にあった練習をさせる」と説明した。