東京五輪代表の児玉芽生(23=ミズノ)が日本歴代2位となる快走をみせた。

予選3組に登場すると、追い風1・3メートルの条件下で11秒24で駆け抜けた。これまでの自己記録は20年9月の日本学生対校選手権)などでの11秒35で、一気に0・11もタイムを縮めた。日本女子では記録保持者の福島千里(11秒21)に継ぐ記録となった。

決勝は午後3時15分から予定されている。

◆児玉芽生(こだま・めい)1999年(平11)6月8日、大分県臼杵市生まれ。姉の影響で小学1年から陸上クラブへ。大分雄城台高校3年でインターハイ、国体で100メートル優勝。福岡大3年時の日本インカレ100メートルで日本歴代3位(現役1位)の11秒35を記録した。21年は日本選手権100メートル、200メートルで2冠。22年は日本選手権200メートルで優勝。21年東京五輪、22年陸上世界選手権で女子400メートルリレー日本代表。今春ミズノ入社。160センチ。