シード争いへ転落しかけたチームを、4年生エースが救った。

青山学院大(青学大)の9区(23・1キロ、戸塚~鶴見)を担った岸本大紀(4年)が1時間7分27秒(速報値)で走り切り、2年連続で区間賞を獲得。3位で最終区へつないだ。

前回は7区で区間賞を獲得したエースが、最後の箱根路でも力を発揮し、4位の創価大に13秒差の貯金をつくった。

当日変更で9区に抜てきされた岸本は、8位でタスキを受けると、スタートから前方集団を猛追。その後も前だけを見て走り続け、一気に3位へと押し上げた。

SNSでは岸本の関連ワードが続々とトレンド入り。ツイッターでは「感動が凄すぎて泣いちゃうよ」「ターミネーター並みの底力」「岸本先生の力走は忘れないよ」など、爆走をたたえる声が上がっている。