桐生祥秀(27=日本生命)がアクシデントに見舞われた。男子100メートル予選2組に登場し、60~70メートル地点で急失速。11秒20(追い風1・7メートル)で最下位となった。

レース直後は「肉離れです。左足のハムストリングスです」と説明。まだ診断は受けていないが「自分の予想では2カ月はかからないかな。1カ月くらいだったらいいかなと思います」と復帰までに時間を要すると見通した。

8月の世界選手権(ブダペスト)の選考を兼ねた日本選手権(6月1~4日、大阪)が迫っていたが「無理だと思います」と絶望的となったことを示唆。「ケガしてちょっと悔しい」と顔をしかめた。

桐生は昨年6月に休養を発表。今年3月に復帰し、今月6日の木南記念では10秒03をマークするなど、順調に復活への道を進んでいた。

【セイコーGGPライブ詳細】セイコーGGP男子 カーリー大会新9秒88! やり投げディーン元気V