今年8月の世界選手権(ブダペスト)の参加標準記録(8メートル25)を突破していた吉田弘道(神崎陸協)が、代表内定を逃した。

3回目までで7メートル54にとどまり、上位8人による4回目以降へ進めなかった。敗退が決まると、タータンに倒れ込み、天を仰いだ。

5月21日のセイコーゴールデングランプリ(GGP)で8メートル26をマークするも、この日はふるわなかった。昨晩はよく寝付けなかったと明かし「期待される経験がなく、自分を追い込んでしまった。自分が一番、自分を信じてあげられなかった」と肩を落とした。