ファイティング原田

世界フライ級タイトルマッチ ポーン・キングピッチ対ファイティング原田 王座を獲得したファイティング原田は関係者らに抱えられ両手を上げて喜ぶ
世界フライ級タイトルマッチ ポーン・キングピッチ対ファイティング原田 王座を獲得したファイティング原田は関係者らに抱えられ両手を上げて喜ぶ

ホームタウンデシジョン――地元の選手に有利な判定をすること。この判定にファイティング原田、平仲明信が泣かされた。原田は69年、オーストラリアでフェザー級王者に挑戦、3度ダウンを奪い終始攻勢も判定負け。89年、イタリアで世界初挑戦した平仲が2度ダウン奪うも判定負け。同年3月に日本プロボクシング協会会長に就任した原田は平仲戦を「敵地で王者になるならKOしないと」と自戒を込めてコメントした。「日本の陣営が高額の入札をしてまで自国開催にこだわる理由は、応援の後押し以上に相手国の地元判定を回避する意味合いが濃い」と本紙記者は記事にした。

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<ボクシング・2006年8月19日掲載>