フィギュアスケートの世界選手権(26日開幕)に出場する日本代表が24日、会場のさいたまスーパーアリーナで公式練習を行った。

 ソチ冬季五輪に出場した女子の鈴木明子と村上佳菜子はリラックスした様子が印象的だった。五輪8位でこれが現役最後の大会となる鈴木はジャンプがなかなか決まらなかったが表情は明るく、長年コンビを組んできた長久保コーチも笑顔を交えながらの指導だった。

 ソチで12位と不完全燃焼だった村上にとっては雪辱の舞台になる。精力的にジャンプを繰り返す一方で、一緒に練習した浅田らと談笑する場面もあり、程よく力が抜けているようだった。