<全国高校駅伝女子>◇25日◇京都・西京極陸上競技場発着(5区間21・0975キロ)◇47校

 女子は豊川(愛知)が2年ぶり3度目の優勝を飾った。1区で安藤友香主将(3年)が1秒差の3位でタスキを渡すと、2区の宮田佳菜代(2年)がトップに躍り出る。3区で須磨学園に逆転されるが、4区で福沢志穂(3年)が再びトップに立ち、アンカーの5区ワイナイナ・ムルギ(3年)が逃げ切った。森安彦監督(50)は「会心のレースができた。3区、4区と粘り強く走ってくれたことが勝因。この1年間、みんなで練習やってきたおかげだと思う」と、昨年2位に敗れた雪辱を果たし笑顔。エースのケニア人留学生ムルギも「みんな頑張ってたから、頑張れた」と目を細めた。