1日のアブダビGP(ヤスマリーナ・サーキット)で、F1デビュー2戦目で6位に入賞したトヨタの小林可夢偉(23)が、来季の正ドライバー昇格に当確ランプをともした。12番手から、戦略通り冷静に走り切ったことがチーム首脳に認められた。小林の起用に慎重だったトヨタ・モータースポーツのハウエット社長は「真の闘争心を見せ、結果を出した。彼は我々の育成プログラム出身で、日本人。他にも強みはたくさんある」と、来季の起用を示唆。山科忠代表も「決定でしょう」と話した。(アブダビ=米家峰起通信員)