ラグビーの2019年W杯日本大会の開催自治体担当者が19日、W杯イングランド大会の視察を終えてロンドンで取材に応じ、決勝会場の日産スタジアムがある横浜市市民局の丸山裕二担当課長は「ただラグビーの試合を運営するのではなく、いかにおもてなしするかが大事と感じた」と印象を語った。

 横浜市と神奈川県、開幕戦の舞台となる味の素スタジアムを抱える東京都の担当者が、ロンドン郊外のメーン会場、トゥイッケナム競技場などを視察した。東京都オリンピック・パラリンピック準備局の原陽一郎担当課長は「開幕戦は重要な試合。責任を強く感じた」と感想を述べた。開催する12自治体は3グループに分かれて渡英し、今回が最後だった。