夏の高校総体2位の桜丘(愛知)が、小禄(沖縄)の挑戦を106-81の大差で退けた。

 桜丘は、203センチのセンター、セネガル人留学生のモッチ・ラミーンが(3年)が前半だけで26点をマーク。57-26とリードし、試合の主導権を握った。

 第3Qは小禄も踏ん張り、池田祐一主将(3年)らの得点で27-18として9点盛り返したが、反撃もここまで。第4Qに再び突き放された。

 桜丘の江崎悟コーチ(54)は、1年前の今大会で4位に泣いたモッチの成長ぶりを評価した。この日は合計40得点。「意識が高いので伸びる。まず、体重5キロ増でフィジカルが強くなった。練習した結果、シュートはハイポストから打てる。ディフェンスではブロックショットが予測できているし、そこからのリバウンドもある。おかげでチームディフェンス力が上がった」とベタぼめだった。