天理(奈良)がシード校・常翔学園(大阪第3)との強豪対決を制した。

 前半11分にPGで先制を許すも、同29分にWTB小川大地(3年)が逆転のトライ。後半29分には相手に40メートルのPGを狙われたが得点にはならず、2点差を守り切った。

 会場の第3グラウンドには5000人の観衆が駆けつけ、ノーサイドの瞬間は大歓声が天理フィフティーンを包んだ。抜群のキックでゲームメークが光った高校日本代表候補のSO林田拓朗主将(3年)は「満足はしていない。次の試合も天理らしさを出したい。天理らしくひたむきに、1つ1つをしっかり戦いたい」とさらなる躍進を誓った。