リオデジャネイロ五輪競泳代表の小関也朱篤(ミキハウス)らが6日、標高約2100メートルの米アリゾナ州フラッグスタッフでの高地合宿を報道陣に公開し、小関は「とても順調に進められている」と手応えを口にした。

 得意の男子200メートル平泳ぎでは、6月30日のリオ五輪米国代表選考会でジョシュ・プリノが世界歴代2位の2分7秒17をマーク。世界記録(2分7秒01)を更新しての金メダルを目標に掲げる日本のエースは「僕も頑張らなきゃいけないとあらためて感じた」と刺激を受けた様子だ。

 この日はスタートから25メートルまでのフォームを繰り返し確認し「泳ぎもだいぶ良くなってきた。あとは(目指す)タイムに対して攻めていく姿勢をもっとつけていければ」と、貪欲に話した。

 男子400メートル個人メドレーの世界王者、瀬戸大也(JSS毛呂山)や、女子200メートル平泳ぎの金メダル候補、金藤理絵(Jaked)も練習をこなした。