ブラジル政府は6日、リオデジャネイロ五輪でリオデジャネイロ市内の治安維持にあたる軍の要員を3000人増員し、2万1845人配置すると発表した。サッカー会場となるマナウスなど他都市に配置する要員を合わせると約4万1000人で、警察や消防署、国家治安軍などを合わせた警備要員の総数は約8万8000人となった。

 記者会見したジュングマン国防相は、州政府の要請に応じたとして「治安維持に妥協はしない。さらに増員が必要なら送り込む用意がある」と述べた。